みちのく潮風トレイル 4日目 7月21日(水) 机浜番屋群~普代駅 21.7㎞

 今日は体力的難路後半の田野畑村~普代村です。
 今回は車で机浜番屋群へ移動して道路を挟んだ砂利駐車場に駐車させてもらい、6:58に スタートしました。ルートは机浜番屋群ふれあい番屋の右横から入ります。

 峠からは矢越岬の砂浜が見えました。今日も良い浜(波が穏やか)でした。
 浜に降りる最後のところにラダー(梯子)が設置されていました。慎重にゆっくり降りましょう。

 手掘りトンネル(隧道)の中は真っ暗なのでヘッドライトなどは忘れずに準備した方が良いです。そういう自分はすっかり忘れてしまってスマホのライトを頼って不安を感じながら歩きました。
 1つ目のトンネルを抜けて岩場の浜にでました。左側中段には2つ目のトンネルの入口とコンクリートの階段が見えます。岩や石の上を歩くので捻挫に注意して進みましょう。

 2つ目のトンネルを抜けるともう一つラダー(梯子)が設置されていました。波が高くて浜辺を歩けない際に使用します。ちょっと自信がないと思う方は天候や波の状況を事前に要チェックですね。
 この日は条件が良かったので、崖から離れて落石に注意しながら浜辺を歩きました。大雨の後などは特に注意が必要です。

 赤松林やブナ林を歩き進んでいくと北山崎への降り階段が遂に現れました。ここから高低差約200m階段を降って行きます。ここの階段は足幅が狭く、手摺が脆くなっているところもあるので十分注意して一歩ずつゆっくり降りました。
 北山崎展望台の一番下からは圧巻の大断崖を仰ぎ見ることができます。ここからは第一展望台まで736段の階段を登りました。途中第二展望台から絶景を望んで北山崎ビジターセンターへ向かいました。

 北山崎ビジターセンターで少し休憩してから普代村へ向かいました。ここからは緩やかな登り降りの道が続き、暑かったので沢水で頭や腕を冷やして歩きました。途中開けた場所からは国民宿舎くろさき荘が見えてきました。

 北緯40度陸中黒埼灯台を経由して坂道を降りるとネダリ浜に出ました。ここからは海のすぐ脇の自然歩道を歩きます。ここも高波時は通行できないので波の情報は事前に確認する必要がありますね。
 太田名部漁港までは水平線を眺めながら県道44号を歩きました。普代浜の上流には東日本大震災で津波による浸水を最低限に食い止め、村内の人的被害を0に抑え「奇跡の水門」と呼ばれる普代水門が出迎えてくれました。

4日目のタイムスケジュール(実績)は次のとおりでした。
〇タイムスケジュール
 机浜番屋群6:58→手掘りトンネル(隧道)7:32→北山浜7:52→北山崎下り階段入口9:03→北山崎第二展望台9:34→北山崎ビジターセンター9:47→田野畑村・普代村境11:19→国民宿舎くろさき荘13:07→ネダリ浜13:40→太田名部漁港14:14→普代水門14:32 →普代駅14:53

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です