田野畑村の地形といえば、海のアルプスとも称される「北山崎」や「鵜の巣断崖」の景観を連想する人が多いことでしょう。豪壮な海食崖の風景が四季をとおして人々の目を楽しませています。この地形は1億年前(前期白亜紀)に海中で形成された地層が隆起してできた「海成段丘」です。
 田野畑村の海岸線には、この前期白亜紀の地層の代表格「宮古層群」が手に触れられる距離で観察できる場所が複数あり、サンゴやアンモナイトをはじめとした様々な化石を見ることができます。
 東日本大震災や明治三陸大津波で打ち上がった何トンもある大きな津波石や、地層の中にある津波の痕跡は太鼓からの地球の鼓動を感じさせてくれます。また、夏にこの地を覆う海霧は「やませ」と呼ばれ、たびたび凶作を起こす一因として人々を苦しめてきました。しかしこの冷たく湿気ある霧により、海岸線に亜高山植物のシロバナシャクナゲやブナの巨木が自生する全国でも貴重な生態系が見られます。
 田野畑村の地質や地形そして自然の生態系は、この地に営み続ける住民の暮らしや歴史・文化と融合した姿で今もこの場所に存在しており、それら「田野畑村のジオ」を探る旅(ツーリズム)は、秘められた限りない可能性と大いなるロマンに満ちあふれています。

三陸ジオパーク 料金 3,000円/1名(2名~)
 田野畑村は、平成25年に認定された、青森県八戸市から宮城県気仙沼市に渡る、南北約220㎞、東西約80㎞、その海岸線は約300㎞にもおよぶ日本一広大な「三陸ジオパーク」の一部です。 所要時間 60分
集合場所 三陸鉄道田野畑駅
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